新生児ニキビ対策でやっておくべき1つのこと!具体的なケア方法
生後3ヶ月くらいまでの月齢の赤ちゃんは皮脂分泌が盛んで皮脂による肌トラブルが起こりやすくなっています。
その一つが新生児ニキビです。乳児湿疹の代表的な症状の一つでもあります。
そんな新生児ニキビもちょっとした対策をすることで予防につながります。
ここでは新生児ニキビ対策でやっておきたいことをご紹介します。
皮脂分泌が盛んなことはしょうがない
大人のニキビ対策であれば、過剰皮脂につながる原因を改善して皮脂分泌を抑えることがニキビ対策に役立ちますが、赤ちゃんの新生児ニキビの場合にはママのホルモンの影響で皮脂分泌が盛んになっているため、制御することができません。
逆にいうと3ヶ月という期間をやり過ごせば解決される問題でもあります。
3ヶ月という皮脂分泌が過剰になりやすい期間の過ごし方次第で新生児ニキビのできやすさが変わってきます。
皮脂分泌を抑え込むことはできず、皮脂分泌が盛んなのはしょうがないことと腹をくくり皮脂が多いこと前提で対策を行うことが大切となります。
皮脂をベビーソープでスッキリ
皮脂は油です。多くの方がご存じのとおり、油と水は混ざり合いません。
そのため、水をかけても皮脂は落とすことができません。
お湯であれば、少しは皮脂を落とすことができますが、過剰な皮脂はお湯だけでは十分に落とすことはできないでしょう。
そこで活躍するのがベビーソープです。
ベビーソープには石鹸系から合成界面活性剤を用いたものまでさまざまの種類がありますが、いずれにせよ界面活性剤が入っているので皮脂汚れを落とすことができます。
もちろんベビーソープによって洗浄力はまちまちです。
重要なことは洗浄力は高ければ高いほど良いというわけではないということです。
皮脂はお肌の潤いを逃がさないための役割も持っています。
つまり、保湿の一部を担っているわけです。
そのため、ごっそりと皮脂を奪うことはお肌を乾燥させやすくするということでもあります。
だからこそ、適度な洗浄力というのがポイントとなります。
ベビー用であれば、コカミドプロピルベタインやココイルグルタミン酸TEAといった洗浄成分などが使われていると良いでしょう。
ラウレス硫酸Naなどは洗浄力が強いですし、刺激も強いため、ベビー用には向いていません。
赤ちゃんの沐浴時にはしっかりと皮脂汚れをベビーソープを使って洗い流してあげましょう。
ただ、1日1回の入浴時だけの皮脂対策では追いつかないということもありえます。
その場合はガーゼなどでやさしく拭き取ってあげましょう。
拭き取ってあげるだけでもお肌表面に溜まる皮脂を減らし新生児ニキビ予防につながりますので、ベビーソープで洗えなくても皮脂が気になる場合には拭いてあげましょう。
強くこする様に拭くと摩擦でお肌への負担となるため、やさしく当てる感じで拭き取ってあげて下さい。